RSS

カテゴリー別アーカイブ: 政治

青山繁晴氏の言う「いじめ」は本当にあるのか?続編

北米「日系子女いじめ問題」調査報告http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/08/nikkeijyosiijime.pdf
(PDFのため注意)

ようやく、やっと、やっとこさ・・・青山繁晴の言ういじめに賛成してくれる人が現れました!!!!
イヤーほんとに待ってたんですが本人も宣言とおり墓場まで持っていくつもりのようですから本人も言わない。もう忘れてるかもしれない。しかし!!出てきましたよ。裏付けてくれる人が。喜べ、青山繁晴信者たちよ。

なんと調査してくれたみたいですよ。
調べてくれたのは3人。

高橋史朗(歴史認識問題研究会副会長、明星大学特別教授)
西岡 力(歴史認識問題研究会会長、モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授)(第二次調査参加)
山岡鉄秀(歴史認識問題研究会事務局、モラロジー研究所研究員

…この3人のメンツで「いじめがあった」と青山繁晴上げされましても・・・
全員、利害関係者も同然じゃないですか。

調査曰く、在外公館に連絡は無かったがいじめはあった、と。
あれ?当時、青山繁晴を講演に読んだ父母たちが「いじめはなかった」と反論したこともすっかり抜けておりまして…
でも総領事に相談があったらしいですよ。
でも問題にならなかった理由は次のようなことらしいよ。

①折しも企業関係者の出張などの多忙な時期や、学校長も夏休み期間と重なるなど、面談の日程調整が困難であった。
② それぞれの学校において、いじめ調査は定期的に実施するなど、生徒たちの変容把握につとめており、また、歴史問題に起因するいじめの発生は把握できず、面会の必要性を感じていなかった。
③ 文科省や外務省からの協力要請であっても、「政府主催」ではない特定の研究団体の依頼は日頃からすべて断っている、などの理由によるものであった。

③なんか特にそうだよなぁという理由。

で、③人が考えた解決策はこちら。

    ① 学校でのいじめなどで悩む児童生徒が相談できるカウンセラーを備えること。
    在外公館が委託するカウンセラーのリストを揃え、たとえば、初回は無料で相談できるようにする。 これは、学校で相談を受けてもらえないケースに対応するもの。学校がいじめの存在を無視する態度に出た場合、泣き寝入りするのではなく、学校外で相談できるルートを確保する。在外公館からの告知を徹底すべきである。

② 日本語が話せる弁護士を紹介すること。
北米では、いじめは刑事犯罪と見なされるため、個人が警察に通報したり、弁護士に相集2:徴用工問題161談したりして、法的手段を講じなくてはならないケースも多い。日本人には苦手な分野であり、その結果後手に回ることになりやすい。 西洋社会では弁護士のアドバイスは不可欠であるから、ひとりで悩まずに相談できる窓口を設けることが望ましい。 初回の相談は無料とするなどの措置を取ることなど、敷居を低くするための制度も検討してほしい。

    ③ Advocate(代弁者)と呼ばれるサポート役を用意し、学校に対して父母や子女の代弁を行うサービスを提供すること。
    ④ 既存の無料支援サービス利用をアシストすること。
    米国には様々な無料支援サービスが存在するが、語学力の問題などで、アクセスできていない現状があるので、それらのサービスを利用できるようにアシストするサービスも用意する。これは予算措置なしでもすぐ実行できる。

歴史認識関係あらへんやないかい。
歴史戦とか言ってたのはどこへ??

最後にいろいろ書いているんだが、これがまたぬるい歴史認識で。

慰安婦性奴隷説について再検討がなされる必要があること、朝鮮人慰安婦20万人説も根拠がなく、最大5000人程度と見るのが合理的であると指摘しています。

いた事は認めると。で人身売買という語義を誤解してるし。

まぁ~青山繁晴先生もアイヌ人論争だとか外国人就労問題とか言い放しですから、何も発言しないでしょう。

まだ続くかもよ~~。

 
コメントする

投稿者: : 2019/02/19 投稿先 疑問, 胡散臭い, 政治

 

タグ:

青山繁晴氏の憲法論と現代史スクープ証言??が胡散臭い。

もうすぐこの番組のレギュた~じゃなくなるらしいんですが・・・

■3/18放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1696.html#

(以下引用は上のリンクからコピー)

「今年の1月1日に、天皇陛下が新年にあたって述べられたご感想です。『満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています』」

と天皇陛下が満州事変から始まる戦争への考えを述べたのに対してリベラルと呼ばれる人が天皇陛下を利用して安倍政権への批判をしてる、といいたい青山繁晴氏は以下のように話を続けます。

青山繁晴
「つまりこれは、事実上政府の見解として定まってるから安倍さんも言ってるんであって、こういうふうにことさらにフレームアップされる、それは、安倍さんに対する反対・賛成は必ずなきゃいけない。反対意見がなかったりしたら真っ暗です。しかしその時に必ず、フェアな姿勢で論じなきゃいけないのに、このようにでっち上げが、つまり、陛下の発言を、めぐっても行われるっていうのは、僕はこれ本当に、由々しきことだと思いますね。そして、根幹は、これなんです。はい、出して下さい」

村西利恵
「政治的意図を持って発言されることなどあり得ない」

青山繁晴
「はい。これどうしてかというと、これあの、あり得ないって言うと、僕が勝手にね、あの、陛下やら、皇太子殿下のお気持ちを忖度して、つまり勝手に僕が解釈して言ってるように、受け取るかもしれませんが、そんなことは、違います。これは明確な根拠があって、それはこれです」

村西利恵
「日本国憲法第4条には、『天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない』とあります」
(略)

img14755_150318-13kenpou

青山繁晴
「国政に関する権能を有しない。えー、これは、つまり、天皇陛下は、その、内閣の助言と承認においてたとえば衆議院解散の儀式、を行ったりされますけれども、政治には一切関与しないということが憲法に定められていて、そして私たちの天皇陛下が、どれほど憲法というものを大切にされてるか、法治国家であるっていうことを大切にされてるか、それ万人の知るところですよね。ですからたとえば、安倍さんを批判するとか、安倍内閣の動きを少しこう抑えようとか、政治的意図を持って発言されることなんて、絶対あり得ないんですよ

 

この人は自分の発言に文脈が合ってないことに気づいてないようだ。

 

憲法4条は天皇が国政などに対して機能を有していないこと、天皇の権限をを示す憲法であって、たとえ天皇が政治的発言をしたとしてもそれは国政に影響を与えないし、与えるのを禁止してるといってもいい。政治的発言を禁止している条文であって政治的発言ではないと保証する条文ではないってことくらい高校の政治経済勉強してたらわかるってもんで、なおかつこの人元新聞記者でしょ?

>あり得ないって言うと、僕が勝手にね、あの、陛下やら、皇太子殿下のお気持ちを忖度して、つまり勝手に僕が解釈して言ってるように、受け取るかもしれませんが、そんなことは、違います。

青山繁晴氏は天皇陛下の言葉を勝手に忖度してるわけです。自分では違うと言っておきながら。

私も天皇が政治的発言をされることは良くないと思いますし、いつだったか園遊会で取った山本太郎の行動には大反対で真っ先に否定されるべきものであると思います。憲法4条があるから。

しかし青山氏の言う憲法論は憲法学者もびっくりな憲法論なわけです。

あともう1つ。

昭和天皇におかれては、日米開戦に、反対でいらっしゃったってことを僕は確信してます。どうしてかというと記者時代に、昭和天皇の吐血、下血が始まりまして、当時生きてらっしゃった側近の方々にお話をお聞きしたら、昭 和天皇は、民主主義のアメリカやイギリスと戦うなと。逆に、ヒットラーやムッソリーニのような成り上がりの独裁主義とは組むなということを、ずっと念頭に 置かれてた。どうしてかというと、日本は、戦争に負ける前から、民主主義に基づく、立憲君主国だからと。ね。その御意に逆らってしまったのが先の戦争だっ たと、いうふうに、もうあれから27年経ちますから、皆さん全部亡くなられたけど

昭和天皇は日米開戦に反対していた。逆に、ヒットラーやムッソリーニのような成り上がりの独裁主義とは組むなということを、ずっと念頭に 置かれてた。

という部分。これなんですか?

これを記事にすれば現代史の研究は全く違うものになったのにと思いますが、そのようなことを言ってる歴史学者の著書を1冊も読んだことがない。

 

確か戦時中ですら天皇は自らの立場と権限の間で複雑な点はあったもの上のような意志を示したと発言してるとは・・・

歴史学者もびっくりな歴史的証言

それこそ彼の言う、

img14743_150318-01key

 

「都合の良い時だけ利用するな」

ですよ。 死んだ人が言っていたことにすること自体が非常に胡散臭いんですが。

アメリカで慰安婦像が原因で日本人いじめが起こってると言っていた青山氏。

それも都合の良い時だけ利用してる慰安婦像を否定したいがためにいじめを捏造するような人です、彼は。

八紘一宇について擁護しないだけましなのかもしれないけど。

 
コメントする

投稿者: : 2015/03/20 投稿先 疑問, 胡散臭い, 腹がたつ, TV, 政治

 

タグ:

陰謀史観 (新潮新書) 秦 郁彦著

陰謀史観 (新潮新書)

歴史の専門家がウヨが言いがちなコミンテルンやウォー・ギルドナンチャラ・3s・真珠湾攻撃わざとやられた説・・・などなどを一刀両断とは言わないが、バッサリ切った本。

と学会などでは論破されている田中上奏文、石原完爾が言い出した世界戦争論だなんだ色々戦争に使われてきた。

今現在の陰謀史観はほぼ以前からあるもの焼き直しに過ぎないことを表す現代的状況を体現する田母神論文批判には1章を費やしている。

 

田母神論文の実物を読んでないのだが、コミンテルン陰謀論をメインに「日本は悪くない」と声高に叫ぶが表彰したアパホテル含め歴史家が殆ど褒めてないというだけでそれ程度の内容なんだが、それなりの高名な人が絶賛し、その保守的姿勢も相まって日本会議系がバックアップし選挙に出馬、あやゆく当選しそうになる状況になってる。

たいてい、フリーメーソンやここで出てくるコミンテルンやらその一つで全て完結してしまうマジック・キーワードが出てくる時点で・・・

そんな簡単に政治や国際状況は変わらない。ユダヤ人だけで世界は回ってない、という当たり前なことを再確認できる。

新書だけどちょっと読みすすめるのが手間というのが難点かつ内容が凝縮されているので全体を捉えやすいというコインの裏表になっている。

 

 
コメントする

投稿者: : 2015/03/10 投稿先 BOOK, 政治, , 俺の好物