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原発「危険神話」の崩壊 (PHP新書)池田信夫著の感想文

10 6月

原発「危険神話」の崩壊 (PHP新書)色々炎上マーケティグと気にくわないツイートや反論してきたFaceBookアカウントをブロック・スパム報告に忙しい池田先生。かくゆう私の1度もメンションを飛ばしたことないのにブロックされちゃうし。池田先生ウォッチ楽しみにしてたのに・・・で、この本です。悪い本ではないです。こういった意見もあると勉強する意味では。

 

 

 

大雑把に言うと言いたいことは次の通り。

・福島第1原発事故は苛酷事故では無い。

・放射能の被害は無視できるレベルのものなのに変なやつが色々騒ぐから酷いことになる。

・変なやつらの例

・自然・再生エネルギーが非効率である。

・電力の自由化を進めるべき。

・原発使ったほうが料金安いぜ。

・新しいタイプの安全な原発もあるよ。

出版元が悪いのか著者が悪いのか分からないが、「急ピッチに作ったんだなぁ・・・」と思うくらい文章がちょっと・・・

p157に唐突に「われわれは・・・」という単語が出てくるのだが誰のことなのかは次のページを読んでこの人達のことなのか、と見当つけるまで分からない。

参考文献が載っていない資料を使う。(p46)・・・池田先生の中では常識なのか?

(p80)再処理に反対する河野太郎氏(衆議院議員)も「海外投棄はビジネス上には可能だが、国際世論が許してくれるかどうか」というように、もっぱら政治的な問題である。日本政府の政治的意思が明確なら、取引してくれる途上国はいくらでも見つかるだろう。原子力は政治的なエネルギーであり、それを解決するのも政治しかないのだ。(p173)使用済み核燃料の処理は技術的にありふれたものだが、政治的な理由で地下数百メートルを埋めるために大きなコストがかかる。・・・という経済学の学者さんなので政治的なコストは度外視している。俺は知らん、政治がちゃんとすればいいんじゃないということか?

経済学の領域と思われる原価総括方式には手をつけない。

発電量における単価は原子力が一番安い。電源三法・研究開発費は過去のコストだから、将来のことを考えれば安い、って過去のコストを支払ったのは筆者を含む国民の税金と電気代なんですが・・・

(p120)(略)河野太郎は2(注:原発をゼロにする)を主張している・・・河野太郎は新規設置を行わず耐久年数が30年を超えたものを廃炉にすれば2030年までには原発をゼロに出来る、と主張している・・・事実誤認?

池田先生の著書なので眉に唾つけて読んでみたが、先生のお嫌いな文系バカ素人の私でもあれ?と思うことが多い。それは私の好き嫌い故なのだが、池田は、感情や好き嫌いで色々決めるんじゃない、事実に基づいて決めるべし、と言いたいようだ。経済学に倫理は無いのか?と疑問だし、それはそうなのかもしれんが、この原発事故により政府・東電・原発への反発が大きくなったことは世論調査で明らかなのだから、それらの「政治的コスト」は上昇したと考えるのが普通だと思うんですが、どうでしょう池田先生?

あ、それから蛇足ですが池田先生、ツイッターやりすぎ。大学のお仕事は大丈夫でしょうか?こんなところです。

 

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投稿者: : 2012/06/10 投稿先 BOOK, 震災・原発, NEWS, 政治, , 事件・事故

 

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